優れたメンタルトレーニングとは?

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優れたメンタルトレーニングとは?

 

メンタルを強くするにはどのような練習を行えば良いのでしょうか?

きつい内容にひたすら耐えますか?

きつい事に耐えるだけで良いなら、どんな内容でも良いはずです。

鼻毛を全て抜いてみるとか、空気椅子をやりまくるとか。

しかしそれらに、明らかにメンタルを鍛えるとの認識はありません。

恐らくトレーニングの特異性の原則から言っても、メンタルにはメンタルに向いたトレーニングがあるはずです。

少しヒントになるような出来事があったのでお話をさせて頂きます。

 

こんなミスしていませんか?

先日、高校の運動部の合宿に帯同させて頂きました。

そこでコーチとしても教員としてもベテランの先生とお話をする機会がありました。

内容はもちろん所属する生徒さんの部活動についてです。

メンタルや動機付けといった内容で話が進んでいた時です。ちょうど目の前で練習試合をしていた生徒さんが、一瞬急に動きが悪くなり点を取られてしまいました。

身体の不調ではありません。

しかし明らかにその瞬間の対応力が下がった印象です。

私の驚いている雰囲気が伝わったのだと思います。その先生は「彼はいつもああなんです。もう少しがんばってほしい所でミスが出やすい」と説明してくれました。

続けて「自分の立ち位置が分かっていないので、自分のやりたいプレーしかできない」「周りが見えていない」とも言いました。だからああいうミスをするんです、と。

答えは「〇〇〇〇」

さて、ここで問題です。

 

「なぜ自分の立ち位置が見えず、周りが見えていない状態から脱却できないと思いますか?」

 

メンタルの強さや、精神力の強さに大きく関係する答えがここにあると思います。

 

ちなみにその先生の答えは「日常生活から、そうだから」です。

 

日常生活において(この場合は学校生活において)例えば廊下ですれ違う際に気づかない、集合して話を聞くべき所で他の部員と重なって立つので話が伝わらない、といったことが散見されるそうです。

 

ちなみに他の生徒さんも、皆それぞれの所で日常生活とプレー内容(主にミスにおいて)がリンクしている所が見られました。

どんな一日を送っていますか?

いかがでしょうか?少しヒントになる気がしますね。

つまり、試合においてメンタルが弱いのなら、日常生活においてもメンタルが弱いのではないか、ということです。

もちろん例外はあると思います。しかし多くの人たちに当てはまるのではないかと私は思っています。

だからこそ逆説的に、スポーツは人を肉体的にも精神的にも強くする。とか武道で精神力も鍛える。といった認識が世の中にあるのだと思っています。

 

自分を律して計画性を持って生活を組み立てる。その生活の中で育まれた精神が、強いメンタルを生むのではないかと。

 

周りを見回してみて下さい。

メンタルが強い人がいますね。

その方の日常生活はいかがでしょうか?多少乱れている所があるとしても、やはりどこか芯を感じさせませんか?

 

ちなみに前述の先生は、部員の日常生活(学校生活)のレベルアップから指導をしているそうです。

もう五年以上の付き合いになりますが、その先生の元でとてもよく部員さん達が育っているようにみえます。

 

 

まとめ

日常生活とプレー内容(主にミスにおいて)リンクしていそうであること

メンタルの強さと日常生活は大きく関わりがありそうなこと

日常生活の見直しがメンタルの強さを生むこと

 

 

メンタルトレーニングが日常の見直しだとすると、具体的にはどのような練習があるでしょうか。

その方法の一つとして山岳修行があります。それについてはまた機会をみてお話したいと思っています。

笹野 伸一 (鍼灸師・柔道整復師)

鍼灸師・柔道整復師として整形外科に勤務してリハビリテーション業務をこなしながら神奈川県内高校の部活動のトレーナーも行う。体幹トレーニングと身体の使い方、メンタルタフネスに関する独自のレッスンには定評がある。

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