姿勢を良くする3つのポイント

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肩こりや腰痛があり、姿勢が悪いせいだと思う。

姿勢が気になる。

猫背がコンプレックスだ。

 

 

患者さんとお話をしていて、姿勢の悪さを自覚していますかと聞くと、ほとんどの方が「自覚している」と答えてくれます。

そうですね。頭のどこかでは分かっているんです。姿勢が悪いのではないかと

もちろんそれが全てとは言い切れません。

しかし、何となくこの症状は姿勢のせいかもしれないと自覚している人も多いです。

だからこそ、姿勢を良くする靴だとか座布団だとかたくさんの商品を見かけますし、それが市民権も得ている印象もありますね。

しかし、やっかいなことに姿勢はどうやって直したら良いかが分かりにくい難問です。

また、気を使っていても間違えた姿勢になってしまっているケースも、残念ながら多いです

前述の姿勢改善グッズも、とある姿勢の人には有効ですが、また別の姿勢の方には逆効果だったりと、使い所が難しいです。

そもそも姿勢だって千差万別ですから、万人向けの姿勢改善グッズは無いですし、「万人に合う」ということは、言い換えれば「万人には合わない」とも言えると私は思っています。

 

姿勢 戦国時代

そんな姿勢改善の戦国時代において、揺るぎなくオススメできる3つのポイントをお伝えします。

 

1 鏡を見よう

できれば全身が写る鏡で、全身をチェックするくせをつけましょう。

まず目をつぶって鏡の前で正面をきちんと向いて立ちます。そして自分なりに良い姿勢をとり、ゆっくり目を開けます。

全身が視界に入ったその瞬間の姿勢をチェックします。

顔は傾いていないか。

肩の高さは左右で同じか。

身体の真ん中におへそは来ているか。

体重は左右の脚に等しくかかっているか。

続いて横向きでもチェックしましょう。

身体は横向きで目だけ鏡に向けるので少し難しいですが、横から見ることで猫背かどうか、アゴは前に出ていないか、お腹を前に突き出してないか、が分かります。

それらのポイントは、間違いなく万人にオススメできるものです。

2 体幹を鍛えよう

背骨は骨盤の上に立っています(建っています?)。

例えば高層ビルでも、基盤がぐらぐらではその上の建造物もぐらついて非常に不安定になるのは自明のことです。

また、背骨は腹筋群と背筋群でサンドイッチされていますので、そのどちらもそれなりの筋力がなければ支えられません。

しかもその時のバランスも大切です。腹筋だけ、背筋だけ強くてもだめなのです。釣り合いが大事です。

 

3 良い姿勢をあきらめる

え!?という声もちらほら聞こえてきます。逆説的に聞こえるようですが、真実です。

そもそもどんなに良い姿勢であっても、いついかなる時も良い姿勢でいることは不可能です。石像ではないですから。

もしできたとしても筋肉の疲労が集中してやがて痛みを生じるはずです。

脊柱も柔軟さを失い、それもやはり腰痛の原因となりえます。

一番大切なのは普段から”おおむね良い姿勢“でいることです。

そして、荷物を持ったり歩いたり等の各動作時に、身体に無理のない動かし方をするということです。

ずーっと立っていなければいけない時には、姿勢が少しくらい乱れても良いです。気を付けるべき時に、良い姿勢や無理の無い身体の使い方ができればそれで良いのです。

それでもやはり難しい。そんな時には専門家を頼りましょう。姿勢とそこから来る症状との関連をきちんと説明できる、説明してくれる先生を探しましょう。解決策まで提示してくれるはずです。

 

まとめ

良い姿勢でいることは腰痛・肩こりを予防や改善するのに大いに役立つこと。

必要なことは姿勢を維持する癖付けと体幹力の向上、それから完璧を求めすぎない大らかな心であること。

判断が難しい場合は専門家を頼ること。

 

 

良い姿勢は健全で前向きな心まで育ててくれる大切なものです。より良い人生を作り上げるためにも、姿勢を見直して胸を張って生活してみませんか。

笹野 伸一 (鍼灸師・柔道整復師)

鍼灸師・柔道整復師。整形外科で勤務するかたわら、神奈川県内高校の部活動のトレーナー活動も行う。姿勢の改善、筋トレ、痛みの出にくい身体作りの指導には定評がある。

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