
腰痛が慢性化する人の特徴3選
私たちの体の不調・悩みの中で、常にトップに君臨しているものを
あなたはご存知jでしょうか?
はい、間違いなく”腰痛”です。
日本の国の調査で言いますと、男性では有訴率1位、女性では有訴率2位
が腰痛になります。(平成22年国民生活基礎調査より)
これを見れば、日本という国では多くの方が腰痛でお悩みになっていることが
想像できますよね。さらに私の臨床からの経験上、一度腰痛を経験した方が
慢性化(3ヶ月以上腰痛)してしまうケースが結構多い、という印象があります。
なぜ腰痛は、悩んでいる方が多くて、さらに慢性化してしまうケースが多いのか、
何か理由があるのではないか。。。私は常日頃から考えていました。
そして最近になってとうとう、腰痛が慢性化してしまう人の特徴をいくつか
発見しました。※完全に私個人の考え方なので、医学的根拠などはありません。
今回このブログでは、私が臨床の経験の中で発見した腰痛が慢性化してしまう
人の特徴をお話ししていきます。
特徴1:キラーワード
腰痛のお悩みを診させていただく際にすごく重要なステップとして
問診があります。問診では、様々な質問をさせていただいてくのですが
その際に、この言葉をお話しになる方は慢性化の確率がかなり高めです。
その言葉を私は「腰痛慢性化のキラーワード」と呼んでいます。
それが
「自分の体のことは、自分が一番わかっている」
です。
このことをお話しになる方に、私はお聞きしたい。
「なぜ一番わかっているのに、腰痛で悩んでいるのでしょうか?」
わかっているのなら、腰痛の悩みも解決出来るはずです。
このキラーワードをお話しになる方に「思い当たる腰痛の原因は
ありますか?」とお聞きすると、ほとんどの場合で
「いいえ、思い当たることはありません」
とおっしゃいます。
このような場合に、なぜ腰痛が慢性化する可能性が高いかと言いますと
矛盾した発言から、頭の中がこんがらがってしまっていることが
予想されるからです。
わかっているのに、わからない。。言ってしまえば軽いパニック状態です。
この状態では、体本来の治ろうとする働きは、思うように働くことは
できません。
このような場合は、体に対してのアプローチももちろんながら、こんがらがって
しまった頭の中の整理ができると、腰痛の慢性化を食い止めることができると
考えます。
特徴2:テレビ好き
近年ではテレビ離れが騒がれていますが、しかしまだまだテレビの影響力は
そうとうなもので、「テレビでやっていたから。。。」という健康情報のお話を
患者さんからお聞きすることは結構多いです。
ではなぜ、このことが腰痛を慢性化してしまうのかと言いますと
テレビの情報があなたの腰痛にとって最適かどうかを判断することは
正直難しいからです。
「あの芸能人が腰痛で腰の手術をしたんだって。。。」
とか
「〇〇体操が腰痛にいい」
なんていうざっくりした情報から、自分自身の腰痛に合うかどうかなんて
わからないですよね。つまりは、テレビの影響力に流されすぎてしまうと
かえってややこしくなってしまい、慢性化してしまうことがあるということです。
特徴3:食事がめちゃくちゃ
腰痛に限らずですが、食事がめちゃくちゃな方は、そもそも健康を
目指すことが難しいです。”私たち人間は、食べたものから出来ている”
という大原則があります。このことは、人間である以上例外はありません。
例えば、鎮痛に働くホルモンの材料はタンパク質なんですが、この材料が
不足していたら鎮痛したくてもできませんよね。つまり、鎮痛にはホルモンの
材料となるタンパク質をしっかり摂ることが必要になるわけです。
食事は、道楽とだけ捉えるのではなく、体のための材料補給としての
捉え方も必要だと私は考えています。
まとめ
腰痛が慢性化する人の特徴、いかがだったでしょうか。
あくまで私個人の考えなので、絶対的なものではないですが
結構当てはまる人多いと思いますよ(笑)
腰痛が慢性化してしまうことは、私生活・仕事・子育てなど、いろんな面で
支障になりますので、出来る限り防ぎたいですよね。
もしもあなたが、今回お伝えした3つの特徴に少しでも心当たりがあって
現在腰痛でお悩みでいらっしゃったら、早めの対策をお勧めします。
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