姿勢

膝痛なく立ち上がりたいあなたへ

word01

膝痛なく立ち上がりたいあなたへ

ひざの痛みでお悩みのあなた、あなたにとってひざの痛みはとても

苦痛で日常生活への影響も多くあることと思います。

 

  • 階段の上り下り
  • 正座ができない
  • 走れない
  • 体重がかけられない
  • 長時間立っていられない

 

このように、一般的な日常生活の中でよく登場するシチュエーションで

ひざの痛みを感じていらっしゃるのではないでしょうか。

 

多くあるシチュエーションの中でも、特に私自身が臨床の中でよく伺うのが

”立ち上がる時”です。

 

なぜ”立ち上がる時”の膝の痛みでお悩みの方が多いのか・・・。

これには理由があります。今回このブログではこのあたりについて

お話させて頂きたいと思います。

 

なぜ”立ち上がる時”に膝が痛むのか

膝の痛みでお悩みの方の中で、なぜ立ち上がる時に困っている方が多いのか

それを見ていくのにまずは、”立ち上がる”という動作にどんな特徴があるのか

実際に動いて見ていきましょう。

 

1、まずはいすに座ってください。

 

2、次に立ち上がって下さい。

 

・・・はい、そしていきなりクイズです!わら

 

Q,座り姿勢から立ち上がろうとした時に、あなたは体のどこから動かしましたか?

a,お尻 b,足 c,腕 d,頭

 

 

振り返ってみてくださいね。

 

 

どうでしょうか。

 

 

私も今一緒に座って立ち上がってみましたが、私の場合、最初に動かしたのは、でした。

あなたはいかがだったでしょうか?

 

おそらくあなたも同じだったことと思います。頭を少し前方向に出して

軽く勢いをつけるような形で立ち上がったのではないでしょうか。

 

なぜ頭を前方向に先に動かしているかと言いますと、これは姿勢による重心の移動

のためです。座り姿勢では重心・体重は骨盤上に乗っかっているのに対して

立ち姿勢では足に乗っかります。

 

座り姿勢では、基本的には座面に対して足は前方向に位置していることが多いです。

つまり、座り姿勢から立ち姿勢に移るには重心・体重の位置を前方向に移動させなければ

いけません。

 

この前方向への移動をよりスムースにするために、まず重たい頭を前方向に動かして

この反動を利用して重心・体重を移動させているんです。また、重心の真下に近い

位置に頭があることで、姿勢は安定していわゆる”いい姿勢”に近づくことにもなります。

 

「なるほど、だから頭から動かすのか。立ち上がるまでの流れはわかりましたけど

これと膝の痛みは、どんな関係があるの?」

 

はい、ここからが本番ですよ!

 

頭を前方向にふると、その反動で重心が前方向に移動しようとします。

この動きの目的は”立ち上がること”ですから、この前方向に頭を振って

作ったエネルギーを次は上方向に転換させたいですよね、立ち上がるわけですから。

 

このエネルギーの方向転換の役割をしているのが、そうですなんです。

 

膝が前方向に向かっているエネルギーの壁となって、立ち上がるための

上方向へと方向転換していたんです。

 

つまり、方向転換の為に一度膝でエネルギーを受ける形になるので

膝に負荷が加わり、コンディションによっては”痛み”という症状を

引き起こすことになってしまっていたんです。

 

膝への負荷を少なくするには

立ち上がる動きの中で、膝にかかる負荷の仕組みについて

解説していきましたが、続いては膝にかかる負荷をできるだけ

少なくして立ち上がる方法をご紹介していきます。

 

「そんな方法あるんですか?」

 

はい、あります。しかもとても簡単な方法で膝にかかる負荷を

軽くすることができます。早速いきますよ。

 

ポイントとなるのは、股関節です。

 

股関節は、ひざ関節に比べて関節の可動性(動く範囲)が

広く、関係する筋肉の面積が大きいため、作り出せるエネルギー

の量も大きくなります。

 

このことから、関節への負荷で考えるとひざより股関節を使った

ほうがリスクが少なくなるということなんです。

 

ではどうすれば膝への負荷を減らして、股関節をうまく使いながら

立ち上がることができるのか、というと

 

1、立ち上がる前に座面に浅く座りなおしてください。

 

2、足のつく位置をお尻の下に近づけるように引いてください。

 

3、目線をまっすぐ前・もしくは少し上方法に向けてください。

 

4、なるべく頭を前方向に振らないようにしながら、イメージは

まっすぐ上方向に立ち上がって下さい。

 

以上です。この動かし方でなぜ膝への負荷を軽くすることができる

のかと言いますと、重心移動の距離をあらかじめ短くして、頭を

振って一旦前方向に作るエネルギーを、最初から本来受けたい

方向である”上”に方向付けてているからです。

 

こうすることで、膝のエネルギー方向転換の役割をなくして

あげられますよね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

実際にやってみていただけましたか?

 

ちょっとした”予備動作”で、無駄を省き、苦手を克服していく

ことができる、と体感していただけたのではないでしょうか。

 

プロスポーツ選手のイチロー選手や三浦知良選手など、一流の

方たちが長くトップで活躍するために、費やしているのが

本番前の準備だと言われたりしていますよね。

 

私たち一般の生活を送っているものにとっても、準備はものすごく

大切です。ちょっとした予備動作(準備)が積み重なることで

結果を変えることは十分に可能だと私は考えています。

 

小さなことかもしれませんが、膝痛なく立ち上がりたいあなたは

結果を変えるための準備を今日から始めてみるのもいいかも

しれません。

 

何を準備していいかわからない膝痛のあなたはこちらからご相談ください

姿勢を良くする3つのポイント

lgf01a201407120500

 

肩こりや腰痛があり、姿勢が悪いせいだと思う。

姿勢が気になる。

猫背がコンプレックスだ。

 

 

患者さんとお話をしていて、姿勢の悪さを自覚していますかと聞くと、ほとんどの方が「自覚している」と答えてくれます。

そうですね。頭のどこかでは分かっているんです。姿勢が悪いのではないかと

もちろんそれが全てとは言い切れません。

しかし、何となくこの症状は姿勢のせいかもしれないと自覚している人も多いです。

だからこそ、姿勢を良くする靴だとか座布団だとかたくさんの商品を見かけますし、それが市民権も得ている印象もありますね。

しかし、やっかいなことに姿勢はどうやって直したら良いかが分かりにくい難問です。

また、気を使っていても間違えた姿勢になってしまっているケースも、残念ながら多いです

前述の姿勢改善グッズも、とある姿勢の人には有効ですが、また別の姿勢の方には逆効果だったりと、使い所が難しいです。

そもそも姿勢だって千差万別ですから、万人向けの姿勢改善グッズは無いですし、「万人に合う」ということは、言い換えれば「万人には合わない」とも言えると私は思っています。

 

姿勢 戦国時代

そんな姿勢改善の戦国時代において、揺るぎなくオススメできる3つのポイントをお伝えします。

 

1 鏡を見よう

できれば全身が写る鏡で、全身をチェックするくせをつけましょう。

まず目をつぶって鏡の前で正面をきちんと向いて立ちます。そして自分なりに良い姿勢をとり、ゆっくり目を開けます。

全身が視界に入ったその瞬間の姿勢をチェックします。

顔は傾いていないか。

肩の高さは左右で同じか。

身体の真ん中におへそは来ているか。

体重は左右の脚に等しくかかっているか。

続いて横向きでもチェックしましょう。

身体は横向きで目だけ鏡に向けるので少し難しいですが、横から見ることで猫背かどうか、アゴは前に出ていないか、お腹を前に突き出してないか、が分かります。

それらのポイントは、間違いなく万人にオススメできるものです。

2 体幹を鍛えよう

背骨は骨盤の上に立っています(建っています?)。

例えば高層ビルでも、基盤がぐらぐらではその上の建造物もぐらついて非常に不安定になるのは自明のことです。

また、背骨は腹筋群と背筋群でサンドイッチされていますので、そのどちらもそれなりの筋力がなければ支えられません。

しかもその時のバランスも大切です。腹筋だけ、背筋だけ強くてもだめなのです。釣り合いが大事です。

 

3 良い姿勢をあきらめる

え!?という声もちらほら聞こえてきます。逆説的に聞こえるようですが、真実です。

そもそもどんなに良い姿勢であっても、いついかなる時も良い姿勢でいることは不可能です。石像ではないですから。

もしできたとしても筋肉の疲労が集中してやがて痛みを生じるはずです。

脊柱も柔軟さを失い、それもやはり腰痛の原因となりえます。

一番大切なのは普段から”おおむね良い姿勢“でいることです。

そして、荷物を持ったり歩いたり等の各動作時に、身体に無理のない動かし方をするということです。

ずーっと立っていなければいけない時には、姿勢が少しくらい乱れても良いです。気を付けるべき時に、良い姿勢や無理の無い身体の使い方ができればそれで良いのです。

それでもやはり難しい。そんな時には専門家を頼りましょう。姿勢とそこから来る症状との関連をきちんと説明できる、説明してくれる先生を探しましょう。解決策まで提示してくれるはずです。

 

まとめ

良い姿勢でいることは腰痛・肩こりを予防や改善するのに大いに役立つこと。

必要なことは姿勢を維持する癖付けと体幹力の向上、それから完璧を求めすぎない大らかな心であること。

判断が難しい場合は専門家を頼ること。

 

 

良い姿勢は健全で前向きな心まで育ててくれる大切なものです。より良い人生を作り上げるためにも、姿勢を見直して胸を張って生活してみませんか。

猫背に肋骨アプローチが重要なわけ

胸椎・胸郭.007-580x435[1]

肋骨が猫背に深い関連があるのをご存知ですか?

そんなお話をしていきますね。

肋骨とは

左右12本づつあり、前は胸骨と、後ろは胸椎と連結しています。

これらを総称して胸郭といいます。

役割として肺を守っている。心臓を守っている。

呼吸時に動く。簡単にいうとこんなもんです。

こんな肋骨ですが、肋骨の動きが悪くなるだけで、いろんな症状が出やすくなります。

肋骨の動きが悪くなるということは、呼吸が浅くなります。

浅くなるということは、身体の酸素や二酸化炭素などの割合に変動がでます。

理論的に言えば、授業や講習会や会議で眠くなりやすくなります。

 

実験をしてみましょう。

椅子に座った状態で「息を吐ききって下さい」

次に、「最後の最後まで思いっきり息を吸ってみましょう」

これで、吸った時と吐いた時の差が出るので変化を感じやすいはずです。

 

ではみなさんもやってみましょう!

 

吸いきった時に、

少し頭が上に向きませんか?背中が反りませんか?

上を向くということは、気分的に良くなったり、周りの人から見て社交的や自信を持っている人

と思われやすくなり、仕事面やプライベートなどで成功する確率も少しは上がるはずです。

背中が反るということは猫背が弱くなるということです。

浅い呼吸などで肋骨が下がりっぱなしになると猫背になりやすくなります。

また、猫背になり腹部がつぶれると横隔膜が下がりずらいので、

息を吸い込みずらく、呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなり、肋骨が下がり・・・と悪循環のループに入ってしまいます。

これが肋骨と呼吸の関連。肋骨と猫背の関連です。

 

次の実験です。

肋骨下部の横(くびれの少し上にある)に手を当てて深呼吸してみましょう。肋骨の横幅は吸った時は広がり、吐いた時は狭まりますか?

肋骨の下の方は横に広がるような動きをします。横に広がるように動いていないようであれば、正しい身体の使い方をできていません。

 

最後の実験です。

これは二人でした方がわかりやすいです。胸骨(手が鎖骨にかかるくらいの高位)と背中の上(左右の肩甲骨の間)に手を当ててもらい、深呼吸をします。

肋骨の上の方は、前後幅が大きくなったり小さくなったりします。

これであまり前後幅の増減がないのであれば上部の肋骨の動きが悪くなっています。

 

肋骨の上部の動きと下部の動きを自分で評価してもらいました。

自分がどっちの動きが悪いのか判断できたと思います。

もしくは両方とも問題ない方もいたと思います。

動きが悪かったあなたへ、セルフ肋骨調整法をお伝えしますね。

やり方はすごく簡単です!

先ほど手を当てて深呼吸をして評価しましたね。

その手に圧を加え、吸った時は吸った分の力を加え押し返します。

吐いた時は軽く幅が狭まるようにサポートするように押します。

これで動きが出やすくなるはずです。

もし、改善できなかった場合は、やり方が違っているか、周りの筋肉を緩める必要だったりします。

動きが良くなったらラッキーくらいの感覚で試してみてくださいね。

これで猫背が少し良くなることを祈ってます。

腰痛って、治るんですか?

gf01a201503231800

 

腰痛に悩む日本人の数は、ここ数年1000万人超で推移しています。つまり、約10人に1人が腰痛持ちだということです。

また日本人のうち約90%の人が一生に一度は腰痛を経験するといい、さらに日本の職場において発生するケガ(業務上疾病)のうち、腰痛は年間600件近く発生しており、これは全体の約60%を占めるとのことです。

都市化が進み、車やエスカレーター・エレベーターなどの普及による生活環境の変化、それに伴う慢性的な運動不足など、その原因をあげればきりがありません。


腰痛難民の方に安心してもらいたい!!

 

多くの腰痛持ちの方は、なぜそうなったのか?どうすればよいのか?良い予防法はないのか?などについて知りたいと思いながら、不安と一緒に生活しているのが現状だと思います。

この場合の原因というのがやっかいです。

実は原因の8割以上は整形外科的に異常がない、つまり原因不明なのです

こう言うと驚きやため息や絶望など、様々な声が聞こえてきそうですね。

あくまで整形外科的にということですので、言い換えればレントゲンやMRIやCTでは原因が分からなかった、ということです。

もっと言えば、画像としての原因が見つからなかった、ということです。

ところが運動学や解剖学、東洋医学などの視点で見てみるとそこには多くの原因があり、そのための適切な治療もちゃんと存在しているのです。

ほとんどの腰痛は正しい姿勢・動作、正しい治療、生活習慣で改善できるものなのです。


前かがみで痛む?後ろに反ると痛む?

 

原因を見つけるための第一歩として大まかな仕分け方法をお伝えします。

仕分けるのは前屈障害型腰痛と後屈障害型腰痛、危険な腰痛の三種類です。

前屈障害型腰痛は上体を前に屈めると痛いタイプで、背中の筋肉や椎間板へのストレス、炎症、変性などが原因と言われています。

(※言われています、としたのはレントゲンなどの画像的に証明されていない≒原因不明。とされているからです。しかし最近では画像的に変化が見られるという話も医学界で出てきているようです。長くなるのでまた今度お話しますね)

これらの部位に負担がかかっている可能性が高いので、それを防ぐための筋トレや体操、動作指導を行います。

後屈障害型腰痛は上体を後ろに反らすと痛いタイプです。

腰椎の変性、周辺の筋肉の炎症や侵害受容器の異常興奮などが考えられています。

これらの部位に負担がかかっている可能性が高いので、それを防ぐための筋トレや体操、動作指導を行います。

最後に、危険な腰痛です。大切なことは、画像でのはっきりした原因が見当たらないことです。

骨のがんなど、レントゲンで見つかる病気もあります

その危険なサインとして、じっとしていたり寝ている時にも痛みが続くことが挙げられます。それ以外にも痛みに関係なく力が入らないことなどかあります。

筋肉や関節が原因ならじっとしていれば痛みはありません。気になる症状があればすぐに専門機関に相談に行くことです。

 


 

まとめ

 

腰痛の8割以上は原因不明。

病院における「原因不明」は「画像を見る限り骨には異常がない」と言っているに過ぎないこと。

そのような画像所見には出てこない様々な原因があり、その対処方法も確立されていること。

 

 

いかがでしたか?病院で(レントゲン等の画像所見で)腰痛の原因が見つからなかったといって、がっかりしなくても良いのです。それ以外にこんなにも原因があるのですから。

あとはそれに正しく対処するだけです。どうかこれを読んでいる皆さんが、腰痛の無い豊かな生活が送れますように。

 

あなたの肩こりがアゴのせいだとしたら?簡単なチェックと治療方法

lgf01a201309172300

肩こりがひどくなると、頭痛までしてくる。

頭が重たい感じがしていまいちパッとしない。

顔がゆがんでいる気がする。
そんなあなた。顎の関節の使い方に問題があるかもしれません。

簡単なチェック方法と、対策法をお伝えします。

 

肩こりの原因の一つに、顎関節症があるのはご存じでしたか?

 

簡単なチェック方法があります。早速やってみましょう。

座った状態で、頭を後ろに反らして天井を向きます。この時にゆっくりやるのがコツで、肩のこりや首のこり等を感じて動きが自然に止まるところまで行います。そしてその動かせる範囲を覚えておきます。

「真っ直ぐの目線で天井のこのあたりまで見えていたなあ~」程度でOKです。

頭が動く範囲を誰かに見てチェックしてもらっていても構いません。

次に姿勢を元に戻し、口を大きく、アゴが外れる寸前のような気持ちで開けます。(本当にアゴを外さないように注意!)その状態のまま先ほどのように頭を後ろに反らします。

いかがでしょうか?

動かせる範囲は広がりませんでしたか?

広がったあなた。

顎の使い方と肩こりの関連性が強く疑われます。肩こりは日常的に歯をくいしばって生活しているせいかもしれません。

この場合の歯をくいしばるとは、軽く噛んでいる程度から上の歯と下の歯が触れ合っている程度までを含みます。

実は顎の周囲の筋肉は一部が頚部の筋肉とつながっています。口を強制的に開いておくことでそれらの筋肉が緩むため、可動域が改善するのです。逆に歯をくいしばっていれば頚の動きも悪くなり、その結果としての「こり」の発生は容易に考えられますね。

 

上下の歯はくっついていますか?

 

無意識に歯をくいしばって生活してしまっている。それをTCH(Tooth Contacting Habit)といいます。日本語では歯列接触癖といいます。最近の歯科医学会では顎関節症の原因の大きな部分を占めていると考えられています。

と同時に整形外科や治療業界でもいわゆる肩こり症との関連が深いとして、とてもホットな話題です。冒頭の天井を向いてみるテストはその簡単なチェック方法なのでした。

顎関節症と肩こりの関連性

さてTCHの定義によると「上の歯と下の歯を触れ合わせて生活している人」とのことですが、個人的にはパターンが二つあるようにみられます。

一つは常時噛みしめているパターン。

二つ目は、口は少し開いているけれど顎を前方や左右にずらして固定しているパターン。

どちらにしろ顎の周囲の筋肉に偏った緊張を強いているのと、関節に余計な力が加わっていることには間違いありません。

噛む力はとても強いので、軽く噛んでいるつもりでも関節や筋肉には大きな負担がかかっていると考えられます。

 

 

どうやって治すの?

 

行動認知療法が有効と考えられています。3段階で行われます。

まずは認知。鏡などを見ながら、顎に手を触れて歯をくいしばってみます。筋肉が固くこわばることに気づいて、歯をくいしばって生活する事のダメージについて気づきます

続いて認知を深めます。身の回りに「顎のリラックス」「噛んでない?」などと書かれたメモを張り付けて、目につく度にわざと顎の力を抜くようにします。そのうちにメモ用紙が目に入っただけで顎の力が抜けるようになります。

最後に行動。メモを見なくても歯の接触に気づいて、やがて無意識に直せるようになります。

以上の3段階で行われますが、精神的緊張や姿勢の問題も多く見受けられるため、それらの原因の除去も必要かと思います。

緊張の原因を探ること、姿勢の改善を行うことが有効です。

と同時に対症療法として筋緊張の緩和を行うのも有効でしょう。

温めたり、マッサージや、はり・きゅう治療も良さそうです。

適切に筋緊張の緩和が実施された結果、姿勢の悪さや動作の癖などが改善する場合もあるため、対症療法も有りだと思います。

何にせよ、身体の仕組みに詳しい人に相談することです。

 

まとめ

 

肩こりの原因の一つに、歯をくいしばって生活する癖があること

簡単なチェック方法と、治療方法があること

原因が単純ではない事も多いため、セルフケアで難しいと感じたらすぐに専門機関に相談すること

 


 

いかがでしたか?ご自身での気づきが重要な、顎と肩こりの関係性をお話させていただきました。

腰痛よ、サラバ!座ってできるストレッチ

lgf01a201407171900

 

 

 

デスクワークばかりで腰がつらい。

 

運動不足で身体が固まっている気がする。

 

電車で座っていても腰が重苦しく、そわそわしている。

 

 
こんなあなたにおすすめのストレッチがあるとしたら・・・。

しかも座りながらでも、できるとしたら・・・。

もしかしたら人生が変わるかもしれないですね!

健全な魂は健全な肉体に宿るともいいます。座っていられる時間が五分でもあればできてしまう腰のストレッチを紹介します。


そもそも座っているのに何故腰がつらいのか?

それは、正しく立ったり座ったりしている場合で比較すると、実は立っているよりも座っているほうが腰にかかる荷重が大きいからです。

 

一般的に、立っている時を1とすると、座っている姿勢はその1.4倍の荷重がかかっているといわれています。

 
さらに座ったまま前に屈むと、およそ1.8~1.9倍になります。これは立った状態で10kgの荷物を持ちながら腰を屈めたのと同じくらいの負荷量です。

 
そんな負荷をかけたまま長時間にわたり同じ姿勢でいるのだから、デスクワークの身体への負担は軽視できませんね。

 
なにげない動作が腰を痛めつけ、ひいては腰椎・骨盤や姿勢の歪みにつながっていきます。

小さな問題は、やがて大きな問題へと繋がっていくのです。

そういった元々の条件に加え、骨盤の位置が悪い、すなわち姿勢の悪さがあることが多いです。(猫背、反り腰など)

 


まずは座った姿勢の見直しをしましょう。

 

 

椅子が低すぎませんか?あるいは高すぎませんか?

 
背もたれに寄りかからないでも済む程度に深く腰かけます。この状態で膝が直角に曲がり、足の裏全体が床に自然に着くようなら、高さは大丈夫です。

 
ちなみに電車などでしばしば見かける、浅く腰かけて脚を大きく前へ投げ出す姿勢はリラックスしているように見えますが腰椎にとっては最悪です。

 
さあ、これで少なくとも姿勢を良い状態に保つ下準備はできました。

 


座ってできるストレッチ

 

まずは骨盤を軽く前後に交互にゆっくり倒しましょう。

kimg0161

前へ・・・

 

 

 

kimg0159

後ろへ・・・

 

 

このときのコツは軽くリラックスした状態で行うことです。

骨盤が後ろに傾くとそれに連動して背中が丸まり、骨盤が前に傾くと胸を張ったような姿勢に変化します。何回か行ったら中間の位置に戻ってきます。

 

kimg0158

 

 

 
続いて左右にも骨盤を揺らしてみます。

イメージとしては右のおしりに体重を乗せて、今度は左のおしりに体重を乗せる。これを交互に行います。コツとしては左右の肩はなるべく水平を保つことです。

kimg0163

kimg0162
最後に座っている椅子の反対側の背もたれにタッチします。身体をひねるストレッチです。

右手で背もたれの左側をタッチ。次に反対、左手で背もたれの右側をタッチ。

kimg0165

kimg0164

コツは腰をひねるのではなく、胸をひねるつもりで行いうことです。上体のひねりが腰にゆっくり伝わっていくイメージです。

 

実際に腰椎は解剖学上、ひねる構造にはなっていません。身体のひねりは胸椎と股関節で行われています。
上記3つのストレッチは、いずれも一定の(しかもおそらくは不良な)姿勢をとり続けて腰回りの筋肉が固まってしまっているのを伸ばす・ほぐすものです。腰・骨盤のリセットともいえます


注意点

勢いよくやらないこと。腰の筋肉を動かしますので、急激に行うとかえって悪化させる場合があります。ゆっくりリラックスしながら行いましょう。いずれも気持ちが良い範囲で行います。

 


まとめ

・座った姿勢は思っているほど腰に良くないこと
・その座った姿勢が崩れているならもっと悪いこと
・簡単なストレッチでも、腰回りの筋肉を一度リセットできること

 

座っている姿勢の見直し、リセットで快適な生活を送りましょう!

学校では教えてくれない姿勢の話

%e6%95%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%81%a0%e3%81%95%e3%81%84

姿勢の良し悪しが、肩こり・腰痛の原因になったりすることは、あなたもご存知かと思いますが

 

・なぜ、良い姿勢はいいのか?

 

・なぜ、悪い姿勢はよくないのか?

 

といった、根本的な部分を教えてくれる人って学校にはいませんでしたよね。

 

姿勢に限ったことではなく、分かっていても、なぜそうしなければいけないのかが理解できないと、なかなか続かないことってあると思います。

 

例えて言えば

 

理由もなく、ただ勉強しなさいと言われた時と、なぜ、勉強しなければいけないのかを理解したうえで勉強する時との違いのような感じでしょうか。

 

ただ言われた場合では、その場は仕方なくやるかもしれませんが、長続きはせず、嫌になってしまいます。

 

やる理由をきちっと理解できれば、納得もいってただやらされるより、長続きします。

 

自主性さえ、出てくることもあるでしょう。

 

ということで今回は

「学校では教えてくれない姿勢の話」

と題しまして

そもそも良い姿勢ってなんなのか?

どんな意味があるのか?

についてわかり易くお話しします。

 

良い姿勢=〇〇な状態

%e8%84%b3%e8%84%8a%e9%ab%84

突然ですが、クイズです。

 

Q.姿勢がいいかどうかを見ていくときに、指標とするものはなんでしょうか?

 

1.肉づき

2.骨格

3.髪型

 

A.骨格。

骨の位置関係を見ていきますよね。

背骨が猫背になってるとか、逆にまっすぐになってるとか。

 

なぜかというと、年齢や性別などでサイズの違いはあっても、おおよそのつくりは同じなので、比べ安いんですね。

 

そしてなにより、骨格(特に体幹部と言われる体の中心部分に位置する

骨盤や背骨、頭蓋骨)には、私たち人間にとって、無くてはならない

とても重要な役割があります。

 

それは、脳や脊髄を保護するという役割です。

 

私たちが人間として生きていくうえで、脳と脊髄はすべてを制御・コントロールしてる最も重要な部分です。

 

これらを保護している骨格が歪んでいたら、中の脳や脊髄は本来の機能を発揮することができず、結果、様々な不具合が起きてきてしまいます。

 

つまり、

 

良い姿勢=脳や脊髄が元気よく働ける状態

 

というのが、根本的な部分なんです。

 

私はこのことを初めて知った時、正直恐ろしかったです。

 

姿勢の影響で、まず連想される肩こり・腰痛といった表面的にみられる症状は、あくまでも体からのサインであって、本当に気をつけないといけないのはもっと深い所にあるんです。

 

甘く見れないです!!

 

良い姿勢=〇〇が支えている

 

%e4%ba%ba%e4%bd%93%e6%a8%a1%e5%9e%8b

小学生時代、私は理科の実験室が苦手でした。

たまたまテレビで放送されていた「学校の怪談」を

見てしまったからです。

 

夜遅くになると動き出す、人体模型や骨模型が

恐ろしかったんです。

 

普通に考えれば、骨が動き出すわけないことなんて

分かっているはずなのに・・・。

 

骨が骨だけでは動けないのは、模型に限ってのことではありません。

実物の骨にも言えることです。

 

骨が動く、つまり私たちが動けるのは、何が働いているからでしょう?

 

答えは筋肉です。

 

筋肉(この場合は骨格筋)が骨にくっついて、伸びたり縮んだりすることで、骨格を動かしたり、姿勢を維持したりできるんです。

つまり、

 

良い姿勢=筋肉が支えている

 

ということです。

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

良い姿勢について、理解を深めていただけましたか?

良い姿勢については、一般教育の中で教わる機会はほぼありませんが、例外なくどなたにも必要な理解です。

最後に、今回お話しした2つのポイントをおさらいします。

 

・良い姿勢=脳や脊髄が元気よく働ける状態

・良い姿勢=筋肉が支えている

 

 

 

赤ちゃんはおんぶもすべき!

「最近の若い子はみんな猫背ね」

 

そんな話し良く聞きませんか?

 

でも、その原因を作っているのは「あなた」かもしれません。

それはなぜ??解説していきましょう。

子供を抱っこしている人がほとんど

 

  子供がかわいすぎて顔をみながら家事をしたい。

おんぶだと表情がわからないから抱っこをしている。

子供をおんぶしている姿って、醜い。など

理由は様々ですが、抱っこ派が大半を占めます。

逆におんぶをしている人を最近見かけますか??

昔はほとんどの方がおんぶしているイメージしかないですよね?

その子が成長していく年代と、猫背の年代とちょうど重なっているように思いませんか?

猫背になる理由を説明していきましょう。

おんぶは子供の姿勢に関与する

おんぶ紐を使っておんぶをすると、赤ちゃんのお尻を支えますよね?

お尻を支えることにより、足が宙ぶらりんになります。これは、立つ訓練になります。

また、お尻でバランス感覚を鍛えることもでき、骨盤の前傾・後傾の動きに関わってきます。

骨盤には仙骨という身体にとってかなり重要な骨があり、仙骨のゆがみは、脊柱(背骨)のゆがみ(猫背など)に影響してきます。

おんぶによって骨盤に刺激が入り、仙骨が調整され猫背になりにく、いい身体になっていくのです。

逆に抱っこは、身動きがとりにくい状態となったり、常に背中が丸まりやすいので、背骨が変形してしまったり腹筋が弱ってしまいます。

これは猫背にまっしぐらです。

これが原因を作っているのは「あなた」かもしれませんという真相です。

おんぶは他にも良いことがある

お母さんに背負われることにより、視界が高くなったり、広くなります。だっこだとお母さんにさえぎられて視界が狭くなってしまいます。

子供はいろんなものをどんどん吸収していくので、いろんな刺激を与えれたほうが成長していきます。視界を広く、外界のいろんな景色をみせてあげましょう。動体視力が高まったり、興味関心を持ちやすくなったり、骨盤や脊柱(背骨)が整うので内臓の調子が良くなってたり、社交的な性格になったり、いいことがたくさんあります。

だっこもいいですが、おんぶすることも忘れないようにしましょう。

おんぶのポイント

まず、首がすわってからにしましょう。

赤ちゃんがお母さんの肩より高くなるようにしましょう。

あとはいろんなメーカーの紐がありますので、試着して自分の身体にフィットしたのを使ってみましょう。

まとめ

 

おんぶすることによって猫背になりにくい身体を作ることができます。子供の姿勢への意識もありますが、それ以前に赤ちゃんの時のおんぶも関わってきます。今まで抱っこのみ派だったあなた。これを機におんぶもしてみてくださいね。

猫背が気になるあなたへ

%e7%8c%ab%e8%83%8c

・姿勢が悪いとよく言われてしまう

 

・骨盤が歪んでいる気がする

 

・左右で肩の高さが違う

 

など、あなたも一度はご自身の姿勢について、気になったことがあるかと思います。

 

最近では、どこにいてもスマートホンをのぞき込んでは

前かがみの姿勢になっている方を、よく見かけます。

 

テクノロジーが発達して、ものすごいスピードで便利になっている反面

私たち人間はどうでしょうか。頭が前に突っ込んだ、まるで原始時代の人間のような

姿勢になっていませんか?

 

モノは進化して、ヒトは退化していませんか?

 

電話がどんどんスマートになっていくのに、使う側の私たちは

姿勢が崩れてスマートさを失ってはいないだろうか・・・。

 

・・・言い過ぎかもしれませんが、原始時代に逆戻りしないためにも

姿勢についての理解を深めて、スマートに生きていきましょう!!

 

姿勢あるある 猫背編

患者さんとお話しさせていただいている中で、姿勢についての話になった時に

よくあるやり取りをご紹介します。

 

患者さん

「姿勢ですか、気をつけてはいるんですけどねぇ。」

 

若林

「具体的には、どんなところを気をつけていますか?」

※少し意地悪な質問ですよね、いつもすいません。。。

 

患者さん

「どんなところ?ん~~、そうですねぇ、なるべく胸を張るようにするとか

背もたれに寄りかからないようにするとか、ですかねぇ。」

 

若林

「なるほど。日常的に気をつけてらっしゃるんですね。」

 

さて、このやり取りの中で、気になるところはありましたか

 

このやり取りの続きは、こうです。

 

若林

「胸を張るという意識は、おそらく背中が丸まらないように

猫背にならないように、ということかと思いますが

 

どれくらい胸を張るようにしていますか?」

 

患者さん

「どれくらい?いや~、そこまで考えたことはないですねぇ。

猫背にならない程度に適度に、てな具合ですかねぇ。」

 

かなり私が意地悪な奴に思えたかもしれませんが、、、

このやり取り、なかなか多いです。

 

姿勢についての話題になると、必ず出てくる猫背問題

ですが、この問題を解決するための方法として

テッパンなのが胸を張る方法です。

 

たしかに背中が丸まれば、胸が縮まった形になるので

その逆の動きをすれば、猫背ではなくなります。

 

ですが、胸を張る加減って、難しくありませんか?

 

注意:ピンクのベストの方の様に胸を張っていたら、逆に疲れてしまいます。

 

さらに猫背問題に対して、胸を張る方法をとっている方からよく聞くのが

 

「猫背にならないように気をつけていると、今度は腰が反ってきて

しまうんです。どうすればいいですか?」

 

このお悩み、よくよく聞きます。

 

猫背問題を解決しようとして、反り腰問題を抱えてしまう、なんて

悲しすぎますよね。。

 

つまり、胸を張るという方法は、紙一重なんです。

 

なんとなくで、ちょうどよく胸を張れればいいのですが

かなり難しいです。私も自信ないです。。

 

では、なにを基準にして猫背問題を解消すればいいのか・・・。

 

答えは簡単!!

 

肩と耳です。

 

簡単なチェック方法をご紹介します

 

・まず、自分の肩と耳が同時に映る鏡の近くに行きましょう。

※鏡じゃなくても、肩と耳が映れば何でもいいです。携帯カメラで

映すのもアリです。

 

・続いて、肩と耳を手で触りましょう。

※この場合の肩とは、肩峰と呼ばれる骨の位置をいいます。

肩の先端で触れる、コリコリした骨の位置です。

%e8%82%a9

耳については、耳の穴の位置です。

 

・肩と耳の位置が確認できたら、真横からの自分の姿を見てみましょう。

このとき、肩の位置と耳の位置を結ぶ線を引くイメージで見ていきます。

 

・最後に、肩と耳を結んだ線が、地面に対して垂直かどうかをチェックします。

 

このチェック方法最大のポイントは、

結んだ線が、垂直に近いかどうかを見て、はっきりとした基準をもとに

猫背問題を解消することができる。

 

というところです。

 

感覚だけではわからなかった部分が、基準を持つことで

答え合わせが可能になる素晴らしい方法です。

 

まずは特に意識せずに、二つの位置関係をチェックして

今の状態を把握して、そこから少しずつ基準に近づけていけるように

修正していきましょう。

%e8%82%a91 %e8%82%a92 %e8%82%a93

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を撮ったほうがわかり易いですね!

 

最後に

いかがだったでしょうか?

 

基準を知るだけで、こんなに簡単にチェックができるなんて

もうサイコー!!

 

…というあなたの声が、聞こえてきそうです。ありがとうございます(笑)

 

このブログでは猫背に限らず、簡単な姿勢チェック方法や

姿勢についての考え方など、お話ししていきますので

ご期待ください。

 

姿勢は、その人の体の状態だけではなく、心も反映すると言われています。

 

姿勢について、一緒に学んでいきましょう!!

 

わかばやしきょうすけ