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肩こりがひどくなると、頭痛までしてくる。

頭が重たい感じがしていまいちパッとしない。

顔がゆがんでいる気がする。
そんなあなた。顎の関節の使い方に問題があるかもしれません。

簡単なチェック方法と、対策法をお伝えします。

 

肩こりの原因の一つに、顎関節症があるのはご存じでしたか?

 

簡単なチェック方法があります。早速やってみましょう。

座った状態で、頭を後ろに反らして天井を向きます。この時にゆっくりやるのがコツで、肩のこりや首のこり等を感じて動きが自然に止まるところまで行います。そしてその動かせる範囲を覚えておきます。

「真っ直ぐの目線で天井のこのあたりまで見えていたなあ~」程度でOKです。

頭が動く範囲を誰かに見てチェックしてもらっていても構いません。

次に姿勢を元に戻し、口を大きく、アゴが外れる寸前のような気持ちで開けます。(本当にアゴを外さないように注意!)その状態のまま先ほどのように頭を後ろに反らします。

いかがでしょうか?

動かせる範囲は広がりませんでしたか?

広がったあなた。

顎の使い方と肩こりの関連性が強く疑われます。肩こりは日常的に歯をくいしばって生活しているせいかもしれません。

この場合の歯をくいしばるとは、軽く噛んでいる程度から上の歯と下の歯が触れ合っている程度までを含みます。

実は顎の周囲の筋肉は一部が頚部の筋肉とつながっています。口を強制的に開いておくことでそれらの筋肉が緩むため、可動域が改善するのです。逆に歯をくいしばっていれば頚の動きも悪くなり、その結果としての「こり」の発生は容易に考えられますね。

 

上下の歯はくっついていますか?

 

無意識に歯をくいしばって生活してしまっている。それをTCH(Tooth Contacting Habit)といいます。日本語では歯列接触癖といいます。最近の歯科医学会では顎関節症の原因の大きな部分を占めていると考えられています。

と同時に整形外科や治療業界でもいわゆる肩こり症との関連が深いとして、とてもホットな話題です。冒頭の天井を向いてみるテストはその簡単なチェック方法なのでした。

顎関節症と肩こりの関連性

さてTCHの定義によると「上の歯と下の歯を触れ合わせて生活している人」とのことですが、個人的にはパターンが二つあるようにみられます。

一つは常時噛みしめているパターン。

二つ目は、口は少し開いているけれど顎を前方や左右にずらして固定しているパターン。

どちらにしろ顎の周囲の筋肉に偏った緊張を強いているのと、関節に余計な力が加わっていることには間違いありません。

噛む力はとても強いので、軽く噛んでいるつもりでも関節や筋肉には大きな負担がかかっていると考えられます。

 

 

どうやって治すの?

 

行動認知療法が有効と考えられています。3段階で行われます。

まずは認知。鏡などを見ながら、顎に手を触れて歯をくいしばってみます。筋肉が固くこわばることに気づいて、歯をくいしばって生活する事のダメージについて気づきます

続いて認知を深めます。身の回りに「顎のリラックス」「噛んでない?」などと書かれたメモを張り付けて、目につく度にわざと顎の力を抜くようにします。そのうちにメモ用紙が目に入っただけで顎の力が抜けるようになります。

最後に行動。メモを見なくても歯の接触に気づいて、やがて無意識に直せるようになります。

以上の3段階で行われますが、精神的緊張や姿勢の問題も多く見受けられるため、それらの原因の除去も必要かと思います。

緊張の原因を探ること、姿勢の改善を行うことが有効です。

と同時に対症療法として筋緊張の緩和を行うのも有効でしょう。

温めたり、マッサージや、はり・きゅう治療も良さそうです。

適切に筋緊張の緩和が実施された結果、姿勢の悪さや動作の癖などが改善する場合もあるため、対症療法も有りだと思います。

何にせよ、身体の仕組みに詳しい人に相談することです。

 

まとめ

 

肩こりの原因の一つに、歯をくいしばって生活する癖があること

簡単なチェック方法と、治療方法があること

原因が単純ではない事も多いため、セルフケアで難しいと感じたらすぐに専門機関に相談すること

 


 

いかがでしたか?ご自身での気づきが重要な、顎と肩こりの関係性をお話させていただきました。